デジタル色彩検定というまだ新しい(2008年の冬に出来たみたい)色彩の検定があるみたいです。
既存の色彩検定と何が違うの?という問いに
サイトではこういった説明があります。
デジタルによって仕事をしている人材には、すでに絵具からは離れて仕事をしています。
デジタル色彩検定は、デジタルでの配色を行う能力を資格化したものです。
なるほどー。
ほかにはこんな説明も。
色相環には根拠がありません。
なぜならそれは、色の性質を無視して作られたものだからです。
自然界にあのような形で色が存在していることはありません。
もっともらしく色彩の本に登場したりしていますが、その成り立ちについて説明している本はほとんどありません。
(中略)
色相環では、補色を反対色と呼んでいますが、色相環に根拠がないので、この言葉も存在しません。
(中略)
強引に作られ、矛盾を含んでいる色相環は、架空のものです。
したがって、この色相環を基本にした色彩論は成立しません。
成立するはずがないのです。
(中略)
色相環を元にしたマンセルシステムやオストワルドシステム、そしてPCCSと言われるものは、その架空の世界だけにしか通用しないものです。
そのため、そういった色彩論では、実践的な配色を行うことはできません。
おおぅすごい、全否定だ。
で、これの公式テキストというのを購入して勉強しているんですけど
素直に、あー面白いなぁと思うところもあるけど
やや思想の面が強すぎて実際の配色技術はどうなんだろう?と思う事もしばしば
サブテキストとして「色の新しい捉え方 (光文社新書) 」というのが公式サイト(こちらのほうが公式テキストより新しい)で紹介されているのですが、
これamazonのコメントがまた面白い。
ほかのカラーシステムへの批判が強すぎるから受け入れられず戸惑う事もありこういった評価になるのか。
ん~。
まぁとりあえず覚える事はあるわけで、そんな時iPhoneの単語帳アプリを使えば!じゃじゃん
これを使ってテキストの内容を地道に(有料版でもMacからしかデータを転送できないのでiPhone上で手打ち)60個ちょっと入力して、だいぶ入力したしどんなものか試してみよう!と前の画面に戻っていったら、入力したの全部消えた。
インターフェースがちょっと判りづらいんだけど、少しずつ試しながらやれば良かった。