ForkLiftというFTPクライアントを導入しました。
http://binarynights.com/support
Macにスイッチしてからというもの
FTP転送はFileZilla(とsshの時だけcyberduck)を使ってきました。
FileZillaというのは、FFFTPみたいな外見をしていて
windowsからのスイッチ組のうちにとってはCyberDuckよりとっつきやすく
FTPSもSFTPも対応していてなおかつ無料という素敵な奴です。
素敵なやつなんですけど数日前サーバー上のデータのやり取りで手痛いトラブルがありました。
先方がアップしたというデータの一部がmacからは完全に見えなかったのです。
以前も、ファイル名やディレクトリ名に日本語を使われてmacから見えずに
windowsで確認したらファイルが入っていた!という事がありましたが
(その時は文字コードをshift-jisに変換したら表示されるようになった)
今回は機種依存文字が原因でした。
機種依存文字てのは、webで使うなって言われてるけどなんだかんだ表示されて
今はもう関係ないんじゃない?的な雰囲気になってる(株)や◯囲み数字なんかです。
wordやExcelで資料作成する人がやたら好んで使うあれです。
調べてみると文字コードにWindows-31J(Microsoftコードページ932 – Wikipedia)を選べば、macでも機種依存文字のファイルも扱えるようになるそうで
その文字コードを選択出来るFTPクライアントは手持ちではCyberDuckだけでした。
よしわかった、じゃあ解決!とは簡単に言えないほど常用するのは重く辛いCyberDuck。
そんな不満を抱えながら日々忙しく過ごしていると
AppStoreでForkLiftというFTPクライアントがランキング上位に表示されているのを発見。
FTPアプリがなぜランキング上位に?なんて思ったけど理由は直ぐにわかりました
通常2600円のアプリが期間限定で85円だったからです。すげー安いなんで?
でもって、上に書いてあった理由もあって
有料アプリだし、sshも使えるみたいだしこれならいけるんじゃないかな?とよく調べずに導入。
このアプリに期待するのは3つ
- 機種依存文字が使われているファイルも扱いたい
- FTPS (File Transfer Protocol over SSL/TLS) で接続したい
- 秘密鍵を使ったSSHで接続したい
まず1つめ機種依存文字が使われているファイルも扱いたい
これは半分クリア
表示されたけど、文字化けしてたアクセスは不可能。
選べる文字コードは、shift_jis、iso2022-jp、eucでWindows-31Jはなかった。
全く見えなくなるわけじゃない分マシ?
でも、んー、、、。
普通のftp接続はfinderみたいに使えてローカルのファイルを操作してるみたいにサクサク移動出来る。
サイト管理はお気に入りに登録して使うので少々戸惑った。
散々あがいたけど結局機種依存文字ファイルは諦めて
次に最近触る機会の増えたftps(File Transfer Protocol over TLS)で接続しなくちゃならないサーバーの情報を入力していくと、これも接続できない。(FTPS – Wikipedia)
あるぇ?
FTP(TLS)って書いてあるけど、なにこれだめなの?
これも散々あがいて結局諦め。
最後に.ppkでsshで接続する必要があるサイトに接続を試みる。
サポートサイトをちらっとみたら
Q: Does ForkLift support public key authentication over SFTP?
A: Yes ForkLift will automatically use public key authentication for SFTP connections if you have the necessary PEM files in a .ssh folder in your home folder (~/.ssh/).
とある、ホームフォルダの.sshに鍵をいれておけば自動で認識するよと、英語が読めない自分は勝手に解釈したんだけど
public key?あれ、これもダメなの?
接続できない。
よくわからないまま
PuTTY Download Pageから
PuTTYgen:をwindowsでダウンロードして.ppkをOpenSSH形式に変換してみるもForkLiftでは接続できませんでした。
日本語で使い方を説明してくれてるサイトを探してみたけれど
「いまだけ85円でお得だよー、自分はとりあえず買いました(まだ使ってないけどね)」とだけ書いてあるblogばかりヒットしやがる。ちぇ。
というわけで、FilezillaとCyberDuckを手放して一本化する事はかないませんでした。